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奥成達資料室blog版

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2007年 02月 25日

「ライヴ・イン・ハトヤ」赤塚不二夫と全日本満足問題研究会

「ライヴ・イン・ハトヤ」赤塚不二夫と全日本満足問題研究会_c0069542_1851719.jpg「ライヴ・イン・ハトヤ」
赤塚不二夫と全日本満足問題研究会

赤塚不二夫漫画家五十周年記念第二弾

構成:高平哲郎
解説:奥成達(書下し)、長谷邦夫(書下し)、高平哲郎(インタビュー)
制作・発売元:ビクターエンタテインメント
制作協力:フジオ・プロダクション
CD版デザイン:小田晶房(map)
販売元:ディスクユニオン
発売日:2月23日
価格:2,800円(税込) 


「ライヴ・イン・ハトヤ」誕生の歴史 奥成達

 赤塚不二夫と満足問題研究会のスタートは、1976年3月27日の『週刊読売』から始まる。活版4頁とモノクログラビア1頁がセットになった「不満解決・満足週刊読売」はその後、約2年ほどの連載が続き、その連載のLP版が「ライヴ・イン・ハトヤ」になる。……よくぞ天下の読売が2年もの間、連載を続けさせたものだとあらためて驚く。……


1978年のLP(くわしくは奥成達資料室/「ライブ・イン・ハトヤ 」をどうぞ)発売にいたるまでの「歴史」の発端を1969年の日本テレビ「歌う王冠」とし、以降詳細な日付けや場所、人名とともに記している。そして

……この狂騒は、ここで完了してしまったのではなく、さらにヒートアップして延々(炎炎?)と80年代〜90年代へと疾走していく。以降のことはチャンスがあれば、どこかで書き残しておきたいなとは思うが、高平哲郎氏、長谷邦夫氏、岡崎英生氏等のその後の著書から垣間見ることが出来る。……


と書いた(太字は4-kamaによる)。この度も当資料室の資料を大切にお使いいただいてうれしい。「週刊読売」掲載写真も多数あり。DU・金野篤氏の、フカイフカイ愛情を感じますよ。伊東に行くならハトヤホテルの支配人さんに呼び掛けよう、お聞きになると、いいですよ。

by 4-kama | 2007-02-25 18:14


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