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2008年 11月 22日

詩と音楽のための「洪水」第二号

c0069542_16434256.jpg詩と音楽のための「洪水」第二号

2008.7.15発行
800円
編集・発行人:池田康
発行:洪水企画
発売:草場書房
表紙デザイン:巌谷純介

特集 生の蕊にふれる音楽

p52)演奏会実録 「PLAYS 北園克衛・ERIK SATIE」
音の刻印 奥成達
……高橋悠治さんが出演した、『 gui』企画による2005年10月25日のコンサート「PLAYS 北園克衛・ERIK SATIE」(於・新宿ピットイン)の報告も遅まきながらしておかなければならない。
……静まりかえった聴衆から思わず溜息の出るほどの、美しい、高橋悠治独特の一見カジュアルで気軽な、それでいて情感深く繊細なピアノタッチに会場中みんなウットリしていた。
……もう一人のピアニスト・渋谷毅についても触れておかねばならない。渋谷毅のピアノは、いつもの軽妙でリリカルなスウィングを内心期待していたのだが、むしろ低音域を繰り返し単調に弾きつづけていき、ぼくの期待とは逆の反応を見せた。……高橋悠治さんの朗読の想いを考えるとそれが大正解だったようにぼくは思う。抑制された感情というべきか。日頃の手慣れたピアノスタイルで歌うことをあえて封印して演奏しているかのようだった。手を動かしながら何かを探していた。
……「美は均衡においてどこか奇異なところがある」といったのはボードレールだったか。彼らは全員、ほとんどロマンティックに、ダダ的に(ジャズ)演奏している。ラヴェルのピアノ協奏曲のようでもあった。が、しかしとても全篇抒情的だ(高橋悠治のコンピュータのノイズ音のみのソロ演奏というのも初めて聴いた)。それはまるでこれが新しい北園克衛像を描いて見せてくれているかのように、ぼくは思えた。

「gui」78号掲載の「アイ・ガット・リズム61 北園克衛『郷土詩論』を読む(42)」からの抜粋再録
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by 4-kama | 2008-11-22 16:44 | 雑誌登場編
2008年 11月 02日

「AHO AHO - EXPO 」 2008.10.7

「AHO AHO - EXPO 」
BOOKONN ×KEIBUNSHA PRESENTS
2008.10.7

p66) AHO AHO - CALUMN 06
奥成達と赤塚不二夫、そして、北園克衛。 
扉野良人

奥成達の名は赤塚不二夫周囲の人としてずいぶん前から目にしていた。……でも奥成達が何者か、実のところよく知らずにいた。どこで名字を区切ればよいか、そもそも読みがわからないので、「奥成達」という字面だけ記憶に刻まれてしまった。……

……先日、百円均一台で奥成達の『3時間笑いっぱなしの本』(かんき出版/1979年)という新書をみつけた。……赤塚不二夫は「ぼくがもし笑いの世界のシェークスピアなら、彼はボードレール」だと言葉を寄せる。さらに「彼の仕掛けたギャグに十年間笑いっぱなし」と大絶賛。そんな大仰な言葉が、中身のくだらなさとあいまって赤塚の奥成達への友情の篤さとなっている。……

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by 4-kama | 2008-11-02 14:36 | 雑誌登場編
2008年 11月 02日

Yamaguchi Kenjiro Creative Boxing 1942-2005

『 Yamaguchi Kenjiro Creative Boxing 1942-2005 山口謙二郎作品集』

発行日:2008年7月10日
発行者:山口たつ子 福山喜代子 山口花 山口天平
発行所:株式会社TBデザイン研究所
編集・デザイン:羽毛田徹夫 株式会社ドゥカム
編集:奥成達 奥成繁 福山喜代子 山口花
写真:長塚誠志 寺島彰由 中野正貴 津留崎健 スカイフォト株式会社
印刷」株式会社鈴木松風堂
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by 4-kama | 2008-11-02 14:28